インスリン注射を続けながら外食を楽しむために、外出先でのインスリン注射の方法と注意点を学んでおきましょう。
気温が2℃以下になる真冬や、30℃を超えるような真夏は断熱バックに入れて携帯しましょう。
落としたり、曲がった時のことを考え、少し余分に持って行きましょう。
使用した針は外に捨てず、廃棄容器に入れて必ず持ち帰りましょう。
注射前の皮膚消毒については、かかりつけの医師の指示に従ってください。
低血糖に備えて、外出するときは必ず携帯しましょう。
もし、低血糖の判断ができるかどうか不安がある場合は、血糖自己測定器を携帯し、すぐに血糖値を測定できるようにしておくと安心です。
インスリン注射をしてから料理を待つ時間が予想以上に長いと、低血糖を起こす可能性があります。配膳時間に合わせて注射をしましょう。
インスリン注射や経口血糖降下薬を内服していると、飲酒によって低血糖が起きるおそれがあります。アルコールによって起きた低血糖は改善しにくく、危険を伴います。
低血糖を予防するため、食事を摂りながら飲みましょう。
ついつい、食べ過ぎてしまうため、注意しましょう。
アルコールは食べ物の代わりにはなりません。
注意:飲酒については、必ずかかりつけの医師と相談し、許容範囲内にとどめましょう。
針をつけたまま注入器を持ち運ぶと、針先から気泡が混入したり、 インスリンが漏れて、インスリンの種類によっては、成分の割合が変化してしまうおそれがあります。また、注入器の故障の原因になることもあります。
一度使用した針を注入器につけたままにしていると、針内部に残った血液がカートリッジ内に引き込まれ、インスリンが汚染するおそれもあります。
針は、注射直前に装着し、注射後は速やかにはずしましょう。